虚空歴録と書いて、
アカシックレコード
たんもし6巻で初登場したワードであり、
7巻ではよりその言葉の重要さが見えてきました。
本記事では、
虚空歴録
について解説していきます!
いま分かっている情報
初めてこのワードが出たのが第6巻。
元名探偵のダニーを捜索していたシエスタが
たどり着いた重要な何かということだけしか分かっていませんでした。
ミゾエフ連邦に属するアイスドールたちが隠している重要な何か。
そして、これは
人の記憶に関わるもの
であることが第7巻にて判明。
調律者の一部の人間は、記憶を取り戻している模様。
まだ不明な点が多いですが、
現時点で推測できるのは次の通り。
・人(もしくは世界)に関する記憶を保持(保管)している。
・そこから記憶を取り戻すことが可能。(不確定)
決定的なものとして、
7巻でアイスドールがこう言っていたわけです。
調律者の数名が、
虚空歴録の記憶を取り戻した可能性があると。
その候補が、
《発明家》 スティーブン・ブルーフィールド
《名優》 フルフェイス
《革命家》 妖華姫
《黒服》 (不特定多数)
《暗殺者》 加瀬 風靡
の5人(※黒服は多数)。
アイスドールは記憶を取り戻した可能性があると言っていますが、
調律者たちを先導していた《情報屋》 ブルーノが
確信に至っていないことから、
今はまだ記憶は取り戻していないでしょう。
ただし、
記憶が欠落していることに気づいており、
それが連邦政府の仕業であると見破っている
といったところでしょうか。
虚空歴録アカシックレコードは記憶を操作する何か
上記より、虚空歴録により記憶を消されていることが判断できます。
そして、それは思い出すことも
可能であることが分かりますが、その方法は不明です。
アイスドールが調律者たちが
記憶を取り戻した可能性があると言っていることから、
政府の介入なく、記憶を取り戻す方法は存在するとみていいでしょう。
もし虚空歴録の存在が知れ、
自分たちが重要な出来事を忘れていると知れば、
もちろん取り戻そうとするわけで、
そういった行動をアイスドールが所属する
ミゾエフ連邦は恐れているのではないかと。
取り戻されるとまずい記憶・出来事とは?
元探偵のダニーの一躍により、
アカシックレコードの存在が明らかになったことから、
当時以前の過去に
ミゾエフ連邦にとって不都合な出来事
が起きていた可能性が非常に高い。
元探偵のダニーはその存在に気づき、
政府へ対抗しようとし、
それをひっくり返すことができるのが
特異点、すなわち君塚だと考えたわけです。
そして、7巻で語られていた
シエスタを救うきっかけとなった大災厄。
これは皆が覚えている状態ではありましたが、
特異点というワード、
そして調律者の一人が存在ごと消えていることから
不都合な出来事の一部が消されていると推測しています。
大災厄が起きたことが原因ではなく、
政府が何かを隠すために大災厄が起こされたということも十分あり得そうです。
君塚の知るミゾエフ連邦に関わる真実とは
君塚はアイスドールに、
ミゾエフ連邦に関わる真実を知っていると宣戦布告していた。
そして、
その真実はいつでもバラまけるというような口ぶりでした。
その内容について
明確には語られてはいませんでしたが、
現時点で有力なのは
6巻にてダニーの残した虚空歴録に関する調査結果のこと。
調査結果が保存されていたUSBは、
一時は破壊されたと思われたものの、
実はシエスタが偽物とすり替えていたことが分かっています。
なぜ、君塚は虚空歴録のことを
大っぴらにバラさないのか。
それは、ミゾエフ連邦だけにとどまらず、
世界に大きく影響を与えてしまうからではないでしょうか。
しかるべき時を待っているのではないかと考えます。
あくまで平穏を望む君塚は、
現時点ではその真実を大っぴらにするつもりもないかもしれません。
しかし、自分が記憶を消されていると気づけば行動も変わってくるでしょう。
8巻以降に注目です。
以上、虚空歴録についてまとめました!
まだまだ謎が多いですが、
この作品の重要なワードになることは間違いない。
8巻も楽しみですね!
まずは、大災厄とは何かが語られるかな?