はてさて、おかしくなりつつある、
ジェスたちが生きる異世界。
6巻では、
人間のドロッとした部分も描かかれ、
次の敵はシュラヴィス…？
というところで終わりましたね。
ではさっそく、
7巻の内容に触れていきますので、
ネタバレ注意です！
人間界にきてしまったブレース
1巻で登場し、
悲惨な終わりをしたブレース。
彼女の最後の祈りが届いたのか、
ロリポの異世界転生仲間のひろぽんの妹に憑依してしまいましたね。
祈りの力ってすごい、、、
憑依された妹さんは、元々植物状態ということで、
回復は難しかったとはいえ、
いきなり妹→ブレースになって
ひろぽんは納得しているんだろうか。。。
回復が絶望的だったからか、
すんなり受け入れていたみたいだけど、けっこうきつくないです…？
一時的に憑依しているのか、
もう完全にブレースの器となってしまったのかは今後描かれるのかな。
さりげなく登場したサノンも無事でよかった。。。
前回の退場の仕方がさすがにあれだったので、
ひょっとして人間界にも戻れず…
なんてことも起きるかと思ってましたが、杞憂でしたね！
ただ、精神的ダメージはあるっぽいけれど、
自業自得感あるので、ゆっくり療養してくれ（笑）
シュラヴィスは闇落ち回避？
身内が続々といなくなり、
味方も信じきれなくなっていたシュラヴィスですが、
ひとまず、大丈夫そうですかね。。。
前回の終わりといい、
今巻の冒頭ではやばい飲み物を口にしていたので、
あ、これやばいやつ…！
と思っていたのですが、意外や意外。
復活の兆しが見えましたね！
雨降って地固まる
という言葉がぴったりな展開だが。
ジェスVSシュラヴィス
なんて展開も、
それはそれで期待してたんですけどね！
ロリポついに人間界に戻る？
ジェスとの時間が長くなるにつれ、
人間界に戻る意思も弱くなりつつあったロリポですが、
ついに決断のときですかね。
ロリポの意識は間違いなく異世界にありますが、
人間界の体の限界が来たらどうなんでしょう。
人間界には戻れなくなるけど、
意識は異世界にあるわけだから、
死ぬことにはならないって感じになるのかな？
異世界の異変を終わらせるには、
無難にロリポが人間界に戻るのがきれいに収まるのですが、
ロリポの意思はともかく、
ジェスがいまさら素直にうんと言うわけないよねえ。。。
問題はタイムリミットが
いつまでかだね。
ただ、残された言葉を考えてみ欲しいんですよ。
――偽りの肉体を捨て、汝らの罪を清算せよ
偽りの肉体＝深世界で手に入れた豚の体
ということでしょうが、
都合のいい解釈をすれば、
偽りの肉体＝メステリアでのロリポの豚の姿
とも捉えられるのでは？
すなわち、いまの豚の姿は深世界にお返しして、
ロリポの本当の体である人間の体を召喚できれば、解決できるのでは？
ただ人間界から体を持ってきてしまうと、
またそれも世界の異変に繋がるのかな。。。
とまあ、妄想100％ですが、
無い話じゃないよね！
7巻全体の感想！
タイトルにもしましたが、
まさにセレスの逃避行でしたね！
ロリポが適度にブヒブヒしてくれるので、
ついつい忘れてしまいがちですが、
ストーリー全体として暗い話が多いのよね。
セレスの想いがついにノットに届いた
ハッピーな展開の裏では、
ロリポに決断が迫られているわけで、
まだドロドロした展開が続きそうな予感…！
まーた誰かが裏で
動いてたりしそうなんだよなあ…。
以上、7巻の感想でした！
いよいよ最終編って感じなのかな？
ジェスとロリポの行く末も気になるけど、
そろそろシュラヴィスに癒しを与えてあげてください…。
