「探偵はもう、死んでいる。」7巻の感想です!
いやぁ、
楽しくなってきましたねえ!
7巻の始まりは。
7巻はなんと、シエスタを救ったあとの物語。
SEEDの種子の成長を止めるため、
眠りについたシエスタ。
シエスタを救うためにいざ、第二幕の始まり!
というのが、6巻までの流れだったのだけど、
まさかの終わった後から始めるとはね。
振り返ってみると『たんもし』は元から、
回想がメインになっているから、
意外ではないかもしれないけれど、
まさかここでまたやるとは予想外でございました。
以下、内容に触れつつ
感想書いていきますので、ネタバレ注意です!
すべてを変えた大災厄とは
既に終わったこととして語られた『大災厄』
具体的な内容はまだ謎が多いですが、
少なくとも下記が出来事が起きています。
- 吸血鬼が死んだ(?)
- リルが両足が使えなくなるほどの何かをした。
- シエスタが眠りから目覚めた。
- 特異点という存在が世界から消えた。
これまでの展開で、
次の敵は吸血鬼という認識だったので、
まさか既に退場済みとは…。
<魔法使い>リルの両足のケガも気になるところ。
初登場から一切詳細が分かっていない彼女だけど、
君塚に興味を抱いていることは分かっていたので、その話も見たいゾ。
※なお、君塚がペットになっていたことが確定済みw
結局、<大災厄>って何が起きたんだよぉ!
と叫びたくなる気持ちでいっぱいですが、
8巻以降のお楽しみにしておきましょう。
君塚の新しい能力
原典に触れ、未来視ができるようになった君塚。
どこぞの不良漫画のように条件があるけど、かなり反則的な能力。
ミアの計らいによって、君塚に原典が渡ったわけだけど、
やはり君塚は今もなお<特異点>なんじゃないかと。
本人、そして世界が忘れているだけで、
イレギュラーな存在のままなんだろうね。
今回は未来視の初披露ということもあり、
「いまの話は、実は現実の話じゃなくて
未来視の話でしたー」ということだったけど、
このやり方は今回限りにしないと、
時系列が過去にいったり未来にいったりとぐっちゃぐちゃになりそうだねw
やっぱりメインヒロインはシエスタなんだよ
眠りについたことで
もうしばらく見れないと覚悟していた
君塚とシエスタの夫婦漫才がまさかこんなに早く見れるとは!
- お酒で酔っ払い、メロンのお姉さんになる
- 君塚と意見が合わなくて拗ねる
- 渚と君塚が二人きりになると拗ねる
- なぜか一夫多妻制のことを調べていた
と、シエスタの可愛いが盛りだくさんで満足!
ミゾエフ連邦とは。アイスドールの狙いは。
うーん、話が飛びましたねえ。
君塚の過去回で、怪しいとは思っていたわけだけど、
まあここまで来たらこれまでの事件含め黒幕なんでしょうね。
なにやらSEEDの件も恩恵を得ているようでしたし。
さて、今後重要なキーワードになるでろう<虚空歴録>
具体的に何を指しているかもわからずじまいでしたが、
どうやら人の記憶に関わるものであることが分かりましたね。
アイスドールが、
調律者たちが<虚空歴録>の記憶を取り戻した
という表現をしている以上、
何らかの方法で忘れさせられた記憶があるということになる。
君塚たちが『特異点』のことなど、
重要なことを忘れていることに繋がっているはず。
大災厄のときに消されたと考えられるけど、
まだ情報が少なすぎるのでなんとも。。。
8巻以降少しずつ語られていくのを待ちましょう!
……と感想を書きながら内容をまとめて今更気づいた。
《怪盗》どこいった…?
調律者が全員で11人というのも気になる。
本当は12人のハズ。
7巻の感想まとめ
前回、君塚の過去回だったので、
前に進んだ話では合ったけど、進み過ぎで謎がおおいw
今後は、
君塚と調律者たち VS 連邦政府
という構造になるのかな。
シャルが連邦政府側について
敵として登場しそうな雰囲気だけど大丈夫か。
個人的に推しているミアちゃんが、
お外に出れるようになったこともあり、
今後の活躍も大変期待しております(笑)
以上、7巻の感想でした!
虚空歴録については、
今後も重要な話になりそうなので、
下記にまとめております!
8巻も発売済みです!