「探偵はもう、死んでいる。」8巻の感想です!
8巻は、
7巻で君塚との意味深な関係を匂わせた、
調律者<魔法少女>リローデッドのお話でした!
8巻の時間軸は?
たんもしではお決まりになった、
「現在の話から、過去回想で振り返る」
という流れとなっています。
7巻でのひと騒動から、
君塚たちに失われた記憶があると気づいた彼らが、
何を忘れているのか整理するために過去を振り返ろうということに。
それは、
5巻で調律者たちが集められた後のお話であり、
7巻で匂わされた君塚とリローデッドの関係のお話だったわけです。
個人的にも
リローデッドのキャラ好きだったので、
早めにフォーカスされて嬉しいです!
8巻では何が語られたか
シエスタの調教教育により、
従順なペット適性をみせた君塚が、
リローデッドと共に世界の脅威に立ち向かう。
とまあ、
君塚とリローデッドのお話
だったということになるかと思います。
ただ物語としても
重要なトピックが散りばめられていたように思います。
- 百鬼夜行の「白天狗」はなぜ世界の危機を知っていたのか。
- 君塚が何かのコードを持っている?
- <吸血鬼>スカーレットの不審な行動。
この不可解な点はそれぞれ別の出来事に繋がっているのか、
それとも線で繋がっているのか気になりますね。
書き換えられた世界の認識
今回の話で、世界の認識が
次のようになっていることが分かりました。
- 調律者に<怪盗>が存在しない。
- 特異点を知らない。
- 虚空歴録を知らない。
とまあ、7巻を読んだ予想通りではありましたが、
『怪盗』が君塚たちの記憶から消えている
ことがハッキリしましたね!
怪盗が“消された”のか、
自分で“消した”のか気になるね。。。
次回は吸血鬼のお話?
8巻の巻末を見た方はおわかりですね?
ようやく、
<吸血鬼>スカーレットの話!
なんだかんだ彼も古参メンバーなんだけど、
未だに謎が多いキャラクターなんだよね。。。
6巻でボスキャラ的な動きを見せたと思ったら、
7巻で退場済みという肩透かしを食らったしw
今巻での動きもいまいち動機がハッキリしなかったし、
彼が何のために行動していたのかも語られるのでしょうかね。
以上、8巻の感想でした!
物語は進んでるはずなのに、
なかなか核心に触れられず、むずがゆいですね!
9巻は2023年5月25日とのことなので、
発売を楽しみに待ちましょう!
2期の時期も知りたいぞ!