ガガガ文庫より『千歳くんはラムネ瓶のなか』の紹介ページです。
まだ読んだことがない人に向けてなるべくネタバレしないように紹介します!
どんな人におすすめ?
物語は一言でいえば高校生ならではの人生ドラマ!という感じです。
私の個人的な意見ですが、ありきたりなラノベの物語とは異なり、
物語序盤から物語のキーとなる人物がほぼ登場しているので、
「これぞリア充の物語だぞ!」という場面を見せつけられる印象を受けました(笑)
作中でリア充VS非リア充の言い分が登場するので、
生理的にリア充無理!文字でも見たくない!という方は避けた方がいいかもしれないです。。。
なぜ非リア充はリア充を否定するのか、という部分については人間性交えて語られています。
1巻では千歳朔とはこんなやつだ!を見せつけられる巻でもあります。
以下では軽く内容に触れながら紹介していきます!
主人公の千歳朔はリア充
主人公である千歳朔。
一言で言ってしまうとリア充な彼は美男美女が集まるグループの中心的な人物です。
交友関係にそこまで積極的ではないラノベありきたりなタイプではなく、
物語の序盤からすでにカーストトップのグループに所属しているという彼ですが、
学校の裏サイトではヤ〇チン糞野郎と呼ばれる始末w。
男子からのやっかみで言われているだけなのか、本当にそのあだ名通りなのかは不明ですw
基本的に彼は俺TUEEEE体質で物事の正解を知っているかのような振る舞いをしますが、
ときには弱音を吐いてしまいそうな高校生らしい年相応の場面も。
千歳朔の魅力的な仲間たち
美男美女は惹かれあうのか、千歳の周りの女子はレベルが高い!
1巻表紙の柊夕湖は千歳の正妻と言われてますが、いまは誰とも付き合ってはいないよう。
明確な理由は語られていないですが、グループの関係を悪化させないようにとかなのかも?
本人は付き合っちゃう?みたいなノリですが(笑)
個性的なメンバーが多く、彼女たちの物語も2巻、3巻とそれぞれ語られていくみたい。
最初から登場しているメンバーが多い反面、
あれ?あまり出番ないんだ?と思うこともしばしば。
千歳のヒーロー像
1巻のあらすじにあるとおり、彼は不登校になってしまった同級生を説得することになります。
同級生とはいえ、いままで話したこともない人のために放課後の時間を費やすって、
お人よしって言葉だけでは足りない彼を動かす何かがあるのでしょうね。
実はタイトルにもかかってくるのですが、
千歳が思い描くヒーロー像とは何かを語る場面があります。
ヒーローあるあるの自己犠牲で千歳が擦り切れてしまわないかが心配ですが、
彼の友人もいい人たちばかりで彼が迷ったら助けてくれるでしょう!
以上、簡単に紹介しました!
ネタバレを回避しながらって紹介って難しいですね。。。
読むか迷っていた方の一押しになれば幸いです!