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【豚のレバーは加熱しろ】イェスマとは。残酷な運命と戦う女の子たち。

イェスマについて

本記事では、
豚のレバーは加熱しろ
に登場するイェスマについて解説しています!

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イェスマと呼ばれる人

イェスマと呼ばれるの人たちは、
決まって以下の特徴があります。

・性別は女のみ。
・歳は16歳まで。
・銀の首輪をつけている。
・念話が使える。(相手の心を読み取れる)
・普通の人は使えない黒のリスタを使うことができる

首輪は違和感を覚えるが、
特徴だけ見ると、
むしろ普通の人より優れているのではないかと思う人も多いはず。

が、そんな特徴を持っていても、
使用人として使われるのが
イェスマの習わしとなっているが現実。

さらには、
イェスマ狩りという、
イェスマを殺した骨などを売って稼ぐ輩もおり、
とても穏やかではない現実。。。

16歳になったら、
自ら王都へ向かわないといけない

という試練もあり、
イェスマ狩り試練の脅威となっているわけです。

イェスマに隠された本当の目的

イェスマの特徴について振り返ったところで、
イェスマとは何の目的があって作られているのか
について触れていきます。

イェスマとは、
王都で生まれた女の子が、記憶を消され、
首輪により魔力を抑制させられ
王都外に出されたもの
たちのことです。

そして、王都の外に出た彼女たちは、
16歳まで使用人として仕えたあと、
王都、すなわち故郷へ戻る試練を課されるわけです。

――イェスマ狩りもいる。
――王都には入り口がない。
そんな厳しい条件があるせいで、
たどり着けるのは限られたイェスマのみ。

そうやって優秀なイェスマを生き残らせることが、
王都に住む<王>イーヴィスが決めた社会のルールだったわけ。
(正確には、先祖の代から始まっていた?)

豚(ロリポ)がいなければ、
ジェスも王都にはたどり着けなかったことでしょう。

なんでそんなルールが作られたのか。
それは、魔法使いの人数が多くなることの危険性を考慮したとのこと。

それにしても、
別のやり方があったでしょうに。。。
せめてイェスマ狩りを何とかしてほしかった。

子供を勝手に作られると困るから
野放しにできなかったということも、
子供を作らない幸せもあったハズ。

王都は、
そういった個々人の幸せを尊重するより、
社会の仕組みを維持することを第一に考えたわけですね。

その後イェスマはどうなったか

ジェスが王都にたどり着いた後、
世界の情勢は大きく変わりました。

まず、イーヴィスが亡くなったタイミングで、
王都が正常に機能することは無くなったので、
直近で新しいイェスマは生まれていないでしょう。

6巻では、解放軍の目的の一つであった
イェスマの首輪外しが果たされました。

解放されたイェスマたちは、
自由を手に入れたわけですが、
同時に、抑え込まれていた感情が爆発する危険性も孕んでいるため、
まだまだ解決とは言えない状況が続いてるわけだ。

なにはともあれ、

呪いにも近い首輪が外れたのは一歩前進!

作中に登場するイェスマの女の子たち

・ジェス

 本作のヒロイン

 ロリポを文字通りブヒブヒさせてくれる女の子!

・セレス

 ロリポが出会った<イェスマ>二人目。

 ノットに思いを寄せており、
 最新刊では徐々にノットも心を開いていそう。

・ブレース

 ロリポが出会った<イェスマ>三人目。

 1巻にて王都に向かうロリポ、ジェスを庇って死亡…。


 と思われていたが、
 どうやらロリポの世界に転移してしまったみたい!?

・イース

 昔のノットの想い人。

 1巻時点で既に死亡していた女の子であり、
 なんと後に、ジェスの姉にあたることが判明!


以上、イェスマについて解説しました!

使用人として扱われる分には、
まだましと言える以上、
奴隷という表現は正しくもない気がしますが、
16歳になったら強制的に王都へ向かわされる以上、
幸せといえる人生では無かった子が多いでしょう。。。

豚のおかげで、
多くの女の子が救われたわけだね!