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【ラブだめ】現実でラブコメできないとだれが決めた? 3巻の感想。幸の復活イベントのはずが。

ガガガ文庫

現実でラブコメできないとだれが決めた? 3巻の感想。

ラブだめ 3巻の感想記事です!

前回出番が多くなかった
日野春 幸 先輩の回がきたぞ!

表紙見てわくわくしながら、
挿絵を堪能したところで、

最初の話を読んで、その心はへし折られました。。。

だって最初からラスボスさん出てくるんですもの。
そりゃ不吉な予感しかしないよ。

以下、ネタバレ注意です。

今回の物語の結末

順番が前後しますが、まず物語の結末から。。。

幸先輩が周りの目を気にせずに、
自分のやりたいように進むことを決意して、

万事解決とはいかずとも、幸先輩が前を向いたことで

生徒会を絡めつつ物語が進むのかなと、
ちょっと早い読後感に浸っていたのですが、

とんでもないものぶつけてきましたわ。。。

なんですかあれは
なぜあんなものを最後にぶつけてくるんですか

はじかのさぁあああん!※作者のことです。

後にも書きますが、
ラスボスこと、芽衣さんは
とんでもないことしてくれましたわ。

前巻では長坂の努力の甲斐あって、
クラスのラブコメ環境を作り上げたわけですが、

それよりも広く、
芽衣は学校中の人たちを動かせるほどの関係性を作り上げているわけか。

クラスメイトたちは”普通”の維持ではなく、悪意に近い感情を抱いてますからね。

いったい何を吹き込んだのやら。

長坂の高校だけでなく、

幸の復活イベントにも協力してもらった
大月さんの中学にまで波紋及ぼしているのがやばい。

これも芽衣の根回しなのかな。さすがに副産物てきなものか・・・?

芽衣の普通への執着心

とんでもない爆弾投下もそうですが、

今回”普通”に対しての執着がより現れていたのではないでしょうか。

長坂に対しての物言いも遠回しではなく、
はっきりと告げていましたしね。

芽衣としては、

長坂の行動をいち早く止めたいということでしょうね。

幸へ”普通”にするのを促していたのが
彼女だったこともまあ予想通りではあったけれど、

その他クラスメイトたちにまで
影響及ぼさせているのがやばい。やばい。(語彙力)

共犯者の彩乃

今回も裏で長坂をサポートしてくれた彼女だけど、

たまに暗い雰囲気を漂わせるようになっちゃったね。。。

冒頭のカフェデート(仮)だったり、
独白パートでの心情の吐露がちょっと悲壮感あるよね。

カフェではおめかししてきてくれたんだよね。
長坂、そこは気づいてやれよ…。

幸に対しての長坂を理解しているのは私という張り合いは良かった。よきよき。

名実ともに“ツンデレ幼馴染キャラ”に進んでいてうれしいよ。

今回の騒動が収まったら、

彩乃のラブコメ適正がグンと上がるイベントくること待ってます!

癒しキャラと化した勝沼さん

2巻までは勝沼が登場するたびに、
うわっと思ってしまいましたが、

今回は登場するたびに安心しました(笑)

長坂を打ち負かしたいがために毎日勉強頑張るの健気過ぎん?

愛か。愛なんだな?

いまは適当に長坂に
あしらわれてしまうようなポジションになっちゃたけども、

長坂をドキマギさせてくれることを期待してますよ!

後輩キャラの大月ちゃん

長坂たちが1年生なので、
登場させづらい後輩キャラがついに登場してくれました!

いま中学3年生なので、

もし本作が高校2年生パートまでやるとしたら
本格的に後輩キャラとしてありえるのかも?

大月ちゃんは生徒会会長というポジションでもあるので、

地域絡みのイベントだったら、
中学と高校絡ませての絡みはあるかもしれないね。

まずは、大月ちゃんに向いたヘイトの解決が優先だね。

頼むぞ長坂。。。

3巻の感想まとめ!

毎回ハッピーエンドで終わるとは限らないけどさ、

さすがに今回の結末は予想してなかったよ。。。

生徒会選挙の結末を知った長坂は
もちろん事態の収拾に動くんだろうけど、

ここで芽衣の仕掛けにもつながってくるはずで、ここで芽衣ともぶつかるのかなあ。

だとしたら物語の大きな転機になりそう。。。

心が休まらない展開が多かったですが、

幸の復活イベント後のフルスロットルっぷりは見ていて、
とても気持ち良かったですね!

長坂が若干ひいちゃうくらいの行動力なので、
今回の件もぜひ協力して乗り切ってほしい。


以上、3巻の感想でした!

4巻の感想コチラ

ラブだめ感想記事

全巻の感想記事はこちらにまとめています。