MF文庫J 義妹生活
1巻の感想です!
作品情報
発行レーベル: MF文庫J
著者:三河ごーすと
イラストレーター:Hiten
タイトルがシンプルなんだけど、
それがインパクトあるよね!(笑)
イラスト担当のHitenさんのイラストも
好みだったのもあり手を伸ばしてみました!
突如義兄妹関係になった主人公とヒロイン。
喜んでいるわけでもなく、かといって嫌がっているわけでもなく、
どこか一線を引いたところから、
歩み寄っていく二人の物語となっていました!
以下、1巻の感想です!
両親の再婚で兄妹の関係になった二人
主人公である悠太の父と、
ヒロインの沙季の母が再婚したことで、
突如、兄妹関係となった二人。
まさかの同年代で、
さらには学校が同じという奇跡w
お互いに存在を認識していなかったのは逆に良かったかもね。
同じクラスだけど、喋ったことはないとか
中途半端な関係だったら家でも学校でも
どう接すればいいかわからなくなりそう(笑)
兄の悠太は世話焼きか心配性か
突然一人っ子から兄という肩書に変わった悠太は、
お金を稼ぎたいという沙季の相談について、
真面目に解決策を探してみるわけだけど、
ちょっと過剰じゃない?と感じることも。
しっかりしているとはいえ、
つい数日前まで他人だった相手の相談に親身になり過ぎる!
沙季もしっかりしていそうで、
なんだかんだ危なっかしい部分あるし、
お兄ちゃん気質が出ちゃうのも仕方ない気もするw
ドライな沙季は侮られたくない
面倒な気遣いは嫌う性格で、
悠太とも似たところがありつつ、
クールというよりかはドライな沙季。
悠太に相談していた”お金を早く稼ぐこと“もそうだけど、
登校時間や体育の時間までも英語のリスニングをしてたりとしていた
理由は元父が関係していて、”侮られる”ことを極端に嫌っていると。
耳で聴いて勉強ができるという意味で
たまたま英語が出ただけかもだけど、
英語に力を入れている理由とかもあるのかしら?
侮られたくないという気持ち以外も何かありそうなんだよね。
決して貧乏とはいえない状態にも関わらず、
悠太に体関係を迫るくらい、
お金への執着がつよいわけでまだ裏がありそう。
感想まとめ
悠太の料理の味付けリクエストを
聞いてあげるくらいには沙季も信用しているけれど、
それ以上でも以下の関係にもまだ発展していないのがもどかしいね!
「綾瀬沙季の日記」の話はイイね。
こういうキャラの心情が見える描写は大好物ですw
信用とは別の感情を抱いていることにもモヤモヤしているようで、
次巻でどう進展するかが気になるぞい。
以上、1巻の感想でした!
ある程度信頼関係は築けているものの、
それはある程度一線を引いたうえなので
このドライな関係について、
どっちから歩み寄っていくのか、
そして最後はどんな関係に落ち着くのか。
今後がとても気になる作品でした!