気になる終わり方をした第4巻。
次の巻を待ち遠しにしていたら、
なんとなんと4.5巻とな。
引きが上手い作者だ!
4巻と4.5巻を両方読んで、
やっと夏休み編が終わるという感じかな!
(作者のあとがきにもあった通り、
夏休みが1巻で片付くわけがない!w)
これまでロシデレを読み続けていた人は
もちろん今回も読むと思うけど、
じゃあ読んでいなかったら、
今後の話がついていけなくなるかと言われると微妙なところ。
では、以下内容に触れつつ
感想書いていきますので、
ネタバレ注意です!
4.5巻のネタバレ感想
※一個一個話していくと長くなるので、
個人的に気になった話だけピックアップします!
2話:乃々亜事情
乃々亜に兄弟姉妹がいるというのは、
初情報じゃないかね。
随分な美男美女らしいが、
挿絵が無かったのが残念!
普段、沙也加と一緒にいることが多い
乃々亜の友人関係が見れた話ではあるんだけど、
これは後の伏線になっているんだろうか。
乃々亜の一面紹介にしては、
なんだか後味がよろしくないな、
と感じてしまったんですよねえ。。。
3話:アーリャ、綾乃の辛味への道
アーリャと綾乃が激辛ラーメンに挑戦し、
お約束とばかりに、アーリャが苦しむという話w
二人とも、
政近のために激辛に挑戦している
というのがうらやまけしからん!
アーリャはなぜこれで
恋と認めていないのかw
アーリャが涙目でラーメンに向かう挿絵
が4.5巻のイラストで一番好きでしたw
9話:またやってくる催眠ネタ
この催眠の話と、七不思議の話で、
本作が若干、現実離れした話になってきている感あるw
今回は主に政近が催眠にかかってしまい、
有希のおもちゃにされるという話でしたが、
アロマキャンドル強くない?200円でしょ?w
普段見れない政近の謎キャラ。
そんな政近にたじたじになる有希。
政近に口説き落とされる綾乃。
という、カオスな展開は
他の話を読み終わった後も際立っているなとw
綾乃ちゃんの卵ネタも不意打ちだったわw
有希すらドン引きするこの性癖はどこから生まれたんだw
10話:マーシャのマサーチカ事情
内容としては、
マーシャとアーリャの水着選び回だったけど、
重要だったのが、冒頭部分。
4巻ラストで、マーシャが
政近 = マサーチカ
といつ認識したのか問題が起きたんだけど、
合宿前にはまだ認識していないことが確定。
となると、確信したのはいつなんだろう…。
合宿前の電車内の恋バナ
かなぁ。具体的な内容が描写されていないから何とも言えんが。
とにかく、
真相は5巻にお預けってことだね。
4.5巻のラストの言葉
恒例のロシア語締め。
А ты попробуй!
(やってみて!)
…と、いうことです。
おら、キスしてみろよと挑発しているわけですねw
4.5巻を総じて
まず内容としては大満足です!
それで、あとがきが長ぇ!w
コミカル要素が多く、
いつも以上にスイスイ読み進められました!
これぞ、まさに短編集という感じ。
実は気になっていた
統也と茅咲の馴れ初めや、
久世家族が登場したりと、
普段登場しないキャラクターが出てきたのもナイス!
欲を言うなら、
もうちょっとマーシャについての話が欲しかった!
4巻の引き、そして今回表紙を飾っていたので、
過去回とかあるのかなぁなんて思ってたんだけど、
そういう重要な部分はさすがに本編でってことかな。
以上、4.5巻の感想でした!
5巻も発売済みです!