「探偵はもう、死んでいる。」
9巻の感想です！
9巻は、
わりと初期から登場していた、
調律者<吸血鬼>スカーレットのお話でした！
最近は調律者一人一人が
ピックアップされて物語が進んでいるね！
9巻の時間軸は？
現在の会話から、
過去を想起するというお決まりの流れで、
過去は8巻の続きからで
リローデッドとの出来事の後でした！
《聖遺具》に君塚が触れると、
過去に起きた出来事を知ることができる
というわけですね！
この過去回想って、
複数視点になるときがあるから
どう君塚たちに伝わっているのか気になっていたんだけど、
《聖遺具》は事象全体を記録することができるので、
君塚以外の人の視点も読者だけではなくて、
君塚たちも認識できるってわけだね！
便利過ぎる気もするが、
それは言わないお約束ｗ！
スカーレットの結末
シエスタを花嫁と呼び続け、
なんだか裏が読めない男でしたが、
蓋を開ければ、なんと一途な男じゃありませんか！
ただ本気でシエスタとの子孫残しも考えていたっぽいので、
そこはなんだか生々しいというか、
種の生存への本能というか、
そういった一面も見ることができましたね。
これにて、
スカーレットが調律者から退場
ということになるんでしょうが、
「死」が明確に描かれていない以上、
ひょっこり生きている可能性もあるんだよなあ…。
味方としての登場も
敵としての登場もありそう。。。
次回は暗殺者のターン！
《暗殺者》加瀬さんの話になりそうですね！
まず現在時間で脱獄中なので
見つけだすところから始めないといけない！
ということで、
次回は現在時間多めで語られるかも？
7巻ラストで大ピンチな状態だった
シャルの話もついに出てきましたしね。
君塚とシャルが仲良くなった背景
とかもいつか語られるのかな？
雪だるまの写真のやり取りみたいな
日常の何気な～いやり取りしちゃうくらいには
仲良しなんてうらやまけしからん！
気になったところをピックアップ！
・唯ちゃんの声問題
これ何かの伏線…でもないよね？
唯ちゃんが登場してくれるのはうれしいんだけど、
物語の絡ませ方に悩んで、
変な方向に行っている気も…。
・君塚ハーレム自重しろ！
思い返すといつからか覚えていないが、
女子ズに強気の言葉を言えるようになっているねｗ
どこかのタイミングで一皮むけてしまったのか…。
以上、9巻の感想でした！
