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ガガガ文庫『千歳くんはラムネ瓶のなか』4巻の感想!陽ちゃん主役回。熱い夏が始まる!!

4巻は陽ちゃん主役回!!

以下、ネタバレ注意です。

今回のテーマは?

表紙通り主役が陽の回!

元とはいえ野球少年だった朔とバスケ部の陽がお互いの信念を貫くお話でした。

チームプレーが重要なスポーツで、

自分の熱意が他のチームメイトに伝わらずにぎくしゃくしてしまう。

それでも信念を曲げずに戦った熱い男女の話でしたね。

陽がメインではあったものの、

朔がメインと言っていいくらい朔にもスポットが当たった見ている自分も熱くなる話でした。

朔が夏の忘れ物を取りに行くお話

高校1年のときに野球を辞めてしまった理由が判明。。。

こういう話って実際ありがちですよね。。。

妬みとか僻みというより、

努力の結果が得られないかもしれないという不安は何事にも付きまとわる話です。

自分を見放したかつての仲間に力を貸すことを選んだ朔はやっぱりできた人間だなあと思わされます。

亜十夢との練習もよかった。

なんだかんだ言いつつも練習付き合ってくれる亜十夢はツンデレ属性をお持ちのようで(笑)

健太にごめんなさいもした(一応)ので、今度の絡みもあるのかな?

そして朔の実質の引退試合は本当に熱かった!!

そりゃ陽も惚れるってもんよ!

ラノベで熱い戦闘シーンはあるものの、

こういう泥臭いのあまり見てなかったのでグッときました。

今後、朔の野球の話がきけないのは残念ですが、

木製バットを使うくだりから大学生からはまた野球やるかもしれないですね!

陽は太陽にあこがれた

陽は朔を、朔は陽を太陽だとお互いに言っていましたね。

朔は陽の支えになり、そして陽が朔を支え、また朔が陽の心の支えになるという構図でした。

これまでヒロイン戦争には参加しているか微妙な感じでしたが、

今後は本格参戦というか、かなりの強キャラとして登場することになりました。

実は元から惚れてはいて、恋愛よりバスケのほうが比重大きくてそれどころじゃないって感じだったけど、さすがに今回の件で我慢しきれない!って感じかな。

朔が熱い展開を見せてくれた後、陽も負けずと舞に立ち向かいました。

結果は負けで終わりましたが、

チームメイトとのわだかまりも解けてより一層仲が深まったので結果オーライかな。

朔への不意打ちキスもあり、ヒロイン戦争本格参戦です!

朔は優空ちゃんを見つけてくれた?

お弁当を忘れてしまい、

あわててパンを買いに来た優空に気づいてパンを買っておいてくれるという場面がありましたね。

意味深に言った私を見つけてくれてありがとうという優空の言葉が気になる。。。

ただパンのお礼を言っただけのようには見えなかったので、

朔と優空の出会いにも関わっているのでは?と予想!

陽との出会いの話も今回で語られたので、優空との出会いもそろそろのはず!

次巻かその次くらいには優空ちゃんメイン回があるんじゃないかあ。待ち遠しい!

その他気になった個所をピックアップ

ちょいちょい出番のある”なずな”が今回も出てましたね。

朔のこと意識していると言いつつも、亜十夢と出かけたりしているみたい。

今後も亜十夢含め物語には絡んできそう!


以上、4巻の感想でした。

3巻までもいいストーリーであったのは間違いないですが、

この4巻は映画化してほしいと思うくらい良かったです!

順番だと次は優空ちゃんの話?

表紙は飾っているけどストーリーとしてはピックアップされなかった夕湖の話かな?

チラムネ感想記事

5巻の感想はこちら

1巻の感想はこちら

2巻の感想はこちら

3巻の感想はこちら