探偵はもう、死んでいる。 ５巻の感想です！
今回も展開が早い！
物語が一区切りしたかな。
※以下、ネタバレ注意です。
冒頭からクライマックス VSシード
前回、渚が致命傷を負って倒れてしまい、
代わりにシエスタが復活していましたね。
それが意味することは、
シエスタの体に心臓が戻ったということ。
これは予想通り、
渚の体に入っていたシエスタの心臓
がシエスタの元に戻ったわけですね。
シード戦ではアリシアの心臓を身に宿したヘル（渚）が登場し、
シードの封印へ一役を買いました。
亡きアリシア、
シエスタと渚（ヘル）の３人でシードを倒したという感じですね。
にしてもシードとの戦いは、某少年雑誌の鬼のボスを彷彿とさせました。
弱点といい、触手をぶんまわすというのがどうも被るｗ
シードはまだ死んでいない
こんなに早くシードとの決戦が来るとは思わなかったし、
最終的にはシードが逃亡するのかと思ったら、
ちゃんと決着がつくっていう展開の早さよ。
でもシードとの戦いは一区切りであって、
終わりではないんですよね。。。
今回は、ヘルの最後の攻撃であくまで封印という形になったわけですが、
封印というからには、いずれ解かれるときは来るでしょうねえ。
というか、なんで封印って形にしたんだろうか。
シードの弱点は太陽と分かったわけで、
太陽の下にさらしておけば自然消滅しそうな気がするけど。。。
調律者が勢ぞろい
小出しされていた調律者たちが今回一気に登場しましたね！
ミアちゃんがリモート出演は笑ったｗ
現代風だね。
新登場した調律者たちは次の3人
- 《魔法少女》 リローデッド
- 《革命家》 フリッツ・スチュワート
- 《発明家》 スティーブン・ブルーフィールド
- 《黒服》 ???
- 《情報屋》 ブルーノ
- 《怪盗》 アルセーヌ
発明家のスティーブンは、シエスタの死体を冷凍保存したり、
シエスタのアンドロイドことノーチェスを調整したり、
そして渚の体に入ることになった
アリシアの心臓を保管していたという影の功労者。
発明家、といいつつ闇医者と呼ばれている彼の信念で、
生き残る可能性があるものに対しては全力を尽くすとのこと。
調律者たち一人一人は気になるけど、
やはり怪盗のアルセーヌが今後物語をひっかきまわしそうだね。
革命家に成りすましたり、シードの種を隠し持っていたり、
さらには、過去聖典を奪っただけでなくこの時点で何かを奪っているらしい。
アルセーヌが盗んだものがシード絡みなのか、
まったく別のものなのかもまだ不明ですが、
物語を大きく左右するのは間違いないでしょう。
調律者のメンバーについては、
今後は下記記事にまとめていきます。
シエスタＶＳ君塚とその仲間
シエスタと君塚が戦うことは分かってたんですよ。
本作品の特徴は、表紙のイラストがその巻のある１シーンであること。
だから私は、
シードがシエスタの体に入り、
シエスタを殺すことでしかシードを倒せない
みたいな展開を予想してたわけですよ。
だから、
シード戦の結末とシエスタがどこかぎこちない雰囲気だったことを
考えると、この展開は予想通りでした。。。
まさかまたシエスタが
フェードアウトすることになるとは思わなかったけどね。。。
でも、渚が目覚めたのは良かった！
ところで、渚が目を覚ましたとき
君塚は渚にどうして急に目が覚めたんだ？と聞いたわけですが、
バカか、君は。
と言わざるを得ませんね（笑）
そんなもんわかるか！と。ここ読んだとき、真顔になりましたわ。
唯ちゃんは種が抜かれたものの能力は残ったみたいね。
種たらしめるものが何かいよいよわからなくなってくるけど、
とりあえずキーマンとして今後も君塚に協力してくれるでしょう！
5巻の感想まとめ！
シエスタが復活してうれしい！
…と思ったら、またフェードアウトすることになったのは残念。
シエスタが一時復活して、
いままで過去回想でしか見れなかった君塚とのやり取りや、
相変わらずシエスタの前では強がっちゃう姿がまた見られなくなるのは寂しいよね。
でも、死んだ状態なのか
眠った状態なのかの差ができたのは、一歩前進かな？
渚がシエスタの代わりに調律者の探偵として新たな世界の敵と戦いつつ、
シエスタから種を取り除くことが次巻以降のテーマかな？
渚にシードの力（言霊）ってもう残ってないだろうし、
シエスタに推薦されたとはいえ、調律者としての振る舞いには一歩足りなさそうなので
何かパワーアップイベントはありそう。
それが能力的なものか武器なのかはわからないけど。
以上、5巻の感想でした！
これで1部完！という感じなので、
次巻以降のテーマが何になるのか楽しみです！
